カラーコンタクトレンズの選び方

使用目的を明確にする

カラーコンタクトレンズを選ぶ際、まず自分の目的を明確にすることが大切です。

ナチュラルな印象変化を求める場合
日常使いに適した、さりげない色の変化を望む方におすすめです。ブラウン系やヘーゼル系のレンズが適しています。これらは自然な印象を保ちつつ、目の色を少し明るく見せる効果があります。

ドラマティックな印象変化を求める場合
パーティーや特別な機会に、大胆な印象の変化を望む方に適しています。グレー、ブルー、グリーンなどの鮮やかな色や、黒目を大きく見せるデザインのレンズがおすすめです。

コスプレや特殊メイク用途
アニメやゲームのキャラクターを再現したい、または特殊な目の色を表現したい場合に適しています。赤や紫、白などの特殊カラーや、猫目やハート型など特殊なデザインのレンズが選択肢となります。

使用期間を考える

使用頻度や予算、ケアの手間などを考慮して、最適な使用期間のレンズを選びましょう。

ワンデータイプ
特徴:1日使い捨て

メリット:毎日新しいレンズを使用できるため衛生的、ケアが不要

デメリット:他のタイプと比べてやや割高

おすすめの人:occasional use、衛生面を重視する方、ケアの手間を省きたい方

2週間タイプ
特徴:2週間使用可能

メリット:ワンデーより経済的、比較的短期間で交換できる

デメリット:定期的なケアが必要

おすすめの人:頻繁に使用する方、コスト面である程度節約したい方

1ヶ月タイプ
特徴:1ヶ月間使用可能

メリット:最も経済的

デメリット:長期使用のため、より丁寧なケアが必要

おすすめの人:毎日使用する方、コスト面でさらに節約したい方

度数の有無

視力矯正の必要性に応じて選択します。

度あり
近視や遠視、乱視がある方向け

視力矯正と瞳の色変更を同時に行えます

度数範囲は製品によって異なるため、詳細は各商品ページでご確認ください

度なし
視力矯正不要の方や、メガネと併用する方向けファッションや印象変化を楽しむことができます

カラーバリエーション

目指す印象や個性に合わせて、適切な色を選びましょう。

ブラウン系
自然な印象変化を求める方に最適

薄いブラウンからダークブラウンまで、様々な濃さがあります

日本人の瞳に馴染みやすく、違和感が少ないのが特徴です

グレー系
クールでシャープな印象を与えたい方におすすめ

薄いグレーから濃いグレーまで、様々な濃さがあります

モード系ファッションとの相性が良いです

ブルー、グリーン系
個性的で印象的な目元を作りたい方に適しています

明るい色から深い色まで、様々なバリエーションがあります

特別な機会やパーティーなどでの使用に人気があります

その他特殊カラー
コスプレや特殊メイク、アーティスティックな表現を求める方向け

赤、紫、ピンク、白など、通常の瞳には見られない色が揃っています

イベントや写真撮影など、特別な機会での使用に適しています

日常のケア

レンズの寿命を延ばし、目の健康を守るためには、適切なケアが欠かせません。

毎日の洗浄方法
専用のマルチパーパスソリューションを使用します

レンズの両面を20秒以上こすり洗いします

すすぎを十分に行い、洗浄液を完全に流し去ります

保存液の使用方法
清潔なケースに新しい保存液を入れます

レンズを完全に液に浸し、蓋をしっかり閉めます

最低4時間以上(できれば一晩中)浸けておきます

レンズケースの管理
使用後は毎回洗浄し、自然乾燥させます

週に1回は煮沸消毒を行います(ケースに適した方法で)

3ヶ月に1回は新しいケースに交換しましょう

商品のサイズガイド

カラーコンタクトレンズを選ぶ際は、自分の目に合ったサイズを選ぶことが重要です。主要な3つの指標について解説します。

ベースカーブ(BC)
レンズの内側の曲がり具合を示す数値です

通常8.0mm~9.0mmの範囲で、0.1mm単位で選べます

数値が小さいほど曲がりが強く、大きいほど平らになります

自分の角膜の曲がりに近いBCを選ぶことで、レンズのフィット感が向上します

直径(DIA)
レンズの端から端までの長さを示します

一般的に13.0mm~14.5mmの範囲で選べます

大きな直径のレンズは目を大きく見せる効果がありますが、装着感が強くなる傾向があります

小さな直径のレンズは自然な見た目になりますが、ずれやすい場合があります

含水率

レンズ内の水分量を示す指標です

一般的に35%~75%の範囲で、製品によって異なります

高含水率のレンズは酸素透過性が高く、長時間の装用に適していますが、乾きやすい傾向があります

低含水率のレンズは耐久性が高く、乾きにくい特徴がありますが、酸素透過性はやや劣ります

適切なサイズ選びは快適な装用感につながります。初めての方や不安な方は、眼科医のアドバイスを受けることをおすすめします。